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「小掃除」のススメ  〜「お掃除」の考察〜


「お掃除」って? 〜山口紀一の考察〜

〜やってみると楽しい〜

小学生の頃は、掃除の時間がイヤでした。
中学、高校生の頃は、いかに掃除当番を抜け出すか一生懸命でした。
 よくサボって、先生に怒られました。

 引っ越した時の段ボール箱を、次の引越しの時まで開けないなんてこともある面倒臭がりの僕が、
今、なぜ「お掃除」をしてみようと思ったのでしょう。

   ある建築系の展示会会場で風水の先生と話す機会があり、「風水の基本はお掃除ですよ。」
  なんて教えてもらいました。 幸運を呼ぶはずの風水(理解が変かな?)の基本がお掃除ならば、
  幸せに、楽しく暮らす為にも「お掃除する事って大切かなぁ〜」と漠然と思ったのがきっかけでした。

 早速、お風呂をキレイにしてみました。
 お風呂から出る時に、スポンジで浴槽についた水アカを擦り取るだけ...。
簡単だけど、次に入る時、気持ちいい。
 次に、一番バッチそうな排水口を徹底的にキレイにしてみました。排水口って、ドンドンパーツがはずせちゃう。
奥に行くほど臭くて、汚いのですが、思い切ってスポンジでゴシゴシ擦り、ジャブジャブお湯で流したら...
なんと、驚くほどキレイになりました。まるで、新品のように!
「なんて気持ちいいんだっ!快感!」
キレイになった時の嬉しさは格別です。
 ちなみに所要時間は、浴槽で10〜15秒、排水口でも、慣れれば5分程度。


 たった一箇所「お掃除」しただけで、心はスッキリ!
ウヤムヤしていたことも吹っ飛んで、身体も頭もスッキリ!

 大変でイヤだった掃除が、逆に楽チンだし、楽しいじゃないの!
天敵だった掃除が、強い味方になってくれた瞬間でもありました。

 一箇所だけでも、気の向いたときに(汚れが気になり出した時に)キレイにする事なら習慣にできそうです。
すると、最初は一箇所、狭いエリアだったけど、少しづつキレイにするエリアは広がってきています。

  身の回りがキレイで清潔な環境って尊いなぁ〜。
  生き方やライフスタイル、価値観までもが変りつつある事を感じます。
  なんというか、自分自身がバージョンアップしていっている感じ!

  人生を通して、どこまで自分を高められるのだろう?
  「お掃除」だけではないけれど、実感する一つの方法かもしれません。
  その第一歩として「小掃除」なるものをおススメいたします。


「小掃除」とは?

 クリンハウス総研の考えた、新しい「お掃除」のあり方が「小掃除」です。
一箇所だけをキレイにします、徹底的に。
しかも自分が気付いた時に、気の向いた時に。

 一箇所だけを「お掃除」するのなら、大きな負担にも、プレッシャーにもなりません。
少しの労力だけで継続できます。
 そして、誰かに宣言する必要も無いので、誰にも知られず、一人ニンマリするのも快感。
逆に、皆に言って感謝されたり...、も快感でしょうか?

 「小掃除」とは、一箇所を、徹底的にキレイにする「お掃除」の事です。
どこの部分か?どの程度か?は問いません。また、「小掃除」する頻度も問いません。

 クリンハウス総研では、「小掃除」をこのように考えています。
まず一箇所をキレイにしてみてください。チョッとした快感があるはずです。
ハードルの高そうな部分の方が、実は快感が大きいです。
そして、一箇所をキレイにする事から始まり、やがて2箇所になり...、その部分が増えることは歓迎しています。


なぜ「小掃除」なのか?

 反対語じゃないけれど、大晦日の「大掃除」って大変ですよね?
よっぽど気合を入れないと...、おうち全体をキレイにする大掃除って大変すぎる。

 ご存知ですか、ドイツでは大掃除がないんですって?!
それはドイツの国民性がキレイ好きで、「お掃除」が毎日の習慣になっているらしい。
毎日キッチリ「お掃除」しているので、年一度まとめて掃除なんて事もありません。
そして、キレイにしていないと、近所からクレームになったりとか...
 たとえば、窓ガラスが汚れていたら(キレイにすきとおってなかったら)、大家さんに怒られて、部屋を追い出される事もあるらしいのです。 大げさに思いますが、ドイツでは起こりうるらしい。

 大掃除しないほどの「お掃除」を継続する事は困難が立ちはだかると思います。
まずは、一箇所の「小掃除」からはじめ、その積み重ねが、「小掃除」エリアの拡大になり、
やがて大掃除の時の負担がかるくなり、大掃除しないほどの大「小掃除」!?になってるかもしれません!!

 そこまで大それた事を目指す必要はありません。
「小掃除」だけでも十分楽しいし、気持ちよく「お掃除」できます。
そして、自然と「小掃除」するエリア、部分は広がっていくものです。(経験者は語る...)

 例えば、洗面台のシンク部分を「小掃除」していると、そのうち、きっと水栓の根元の汚れが気になってきて、キレイにしようと、水栓の「小掃除」へ広がります。つまり、シンクと水栓。きっと次は、鏡面についた水しぶき跡も気になってきて、タオルでスィーっと拭くようになるんじゃないか...、と予言します。


「小掃除」の効果とは? @  〜内的効果〜

 「小掃除」をすると、まず、「とっても気持ちがいい」!
心がすっきりして、吹っ切れた感じがします。
まさに、快感なのです!  もっと、「小掃除」したいって感じでもあります。

 そして、「小掃除」が習慣になってきた頃には、考え方、生き方にも影響が出ているはず。

 修行僧は、まず、徹底的な掃除をします。心を清め、身を清めるのです。
「小掃除」は、やもすれば、それと同じような効果があるのです。

 「小掃除」で、その部分だけがキレイになるのではなく、心もキレイになるのです。
思考、行動も洗練され、自分を高めていく手段にもなりえるのです。


「小掃除」の効果とは? A  〜外的効果〜

 一箇所の「小掃除」で快感、満足感を味わうと、次は更に別の部分も「小掃除」してみようと思います。
むしろ、別の部分の「小掃除」をしたくてたまらなくなります。
こうして「小掃除」のエリアは、徐々に広がっていきます。

 例えば洗面台のシンク⇒水栓⇒鏡面⇒カウンタートップ...そしてバスタブ⇒バスの床⇒排水溝...
やがて、家全体に広がっているかもしれません。大掃除がいらないレベルになってるかもしれません。

 家全体がキレイになっても、ならなくても、きっと...、多分...、同時に、家の外へも「小掃除」は出て行くことになっているはずです。

 家の外まででていけば、汚れを取るだけでなく、もっと大きな観点から自分自身、周りの環境を見る事ができるようになっているかもしれません。

 流す排水は、排水管を通って下水に行くし、捨てるゴミはごみ焼却場へ行き、それぞれ処理されます。

 キレイの輪は、一箇所の「小掃除」から始まり、やがて家全体から、街に広がっていきます。
そして、そしてずっとずっと先には「地球」までもをキレイにしたい、キレイにできると思うはずです。

 地球環境までも眼中にいれ、地球のキレイにまで影響できるまでになると、
超一流の「小掃除人」になったのだと思います。

 自分のため、まわりの人々のため、そして知らない人々のため。
  生きとし生ける全ての生命のため。
   その第一歩、一人一人のわずかな力ではじめる「小掃除」が、大きく広がる事を願います。


abc

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